CRETの研究領域 Research

教育テストの 評価・解析・活用研究

テストの評価や解析に関する研究を行っています。

最近はテストの世界でもグローバリゼーションが著しく、日本国内だけで閉じたまま研究を行っていくことは難しい状況となっています。またETS,ACER,Citoなどの海外の主要なテスト研究・開発機関は純粋な研究機関というよりは、そのほとんどが非営利組織で活発に活動を行っており、日本を含めたアジアの国々にテスト事業を拡張しようと強い関心を抱いています。

 そのような中で、諸外国に遅れることなくテストの評価や開発あるいはデータの解析といった事業を行なっていくためには、このCRETのようなNPO組織が最適と考えています。企業並みの効率と合理性・大学並みの研究水準を維持し、海外との交流を通じて日本の教育測定の水準の向上を図りながらEvidence Based Educational Policiesの樹立に少しでも役立つことができれば幸いです。

研究内容

国際化・情報化時代に生きる人々に益々必要とされる能力を測定する教育テストの新規開発や評価に向け、多様な出題形式・回答形式の問題を先進的なテスト理論を用いて解析します。また、国内外の関連する研究者と研究会を実施し、交流しながらテストに関する研究を進めていきます。

最新論文

2017/11/09

これから教育はどう変わるのか~2030年を見据えた世界の教育の潮流

2020年に教育が大きく変わります。大学入試センター試験が廃止され、新しいテストが始まり、英語では民間の外部検定試験が活用されます。アクティブ・ラーニングが導入され、授業の内容も変わります。また、小学校ではプログラミング教育が始まります。   近年、このような教育の変化に関するニュースが数多く報じられています。なぜ、いま日本の教育は大きく変わるのでしょうか。そして、これから日本の教育は...

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2012/06/27

International Society for Bayesian Analysis World Meeting (ISBA2012) 発表報告
~Assessing Prior Distributions for the Item Parameters in the Two-Parameter Logistic IRT Model(2パラメータ・ロジスティック項目反応モデルにおける項目パラメータの事前分布の査定)~

項目反応理論(item response theory; IRT)に基づくテストの開発にあたっては、予備実査によって回答データを集め、個々のテスト項目について識別力や困難度といった特性(項目パラメータ)を推定しておく必要があります。項目パラメータを精度よく推定するためには相当数のデータを集めなければなりませんが、予備実査実施上の様々な制約やコストなどの面から十分な数のデータが集められない状況も少なくありません。こうし...

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学会レポート

2011/09/10

日本テスト学会第9回大会 参加レポート

 9月10~11日に株式会社ベネッセコーポレーション本社および岡山大学で開催された日本テスト学会第9回大会について報告します。   今回の大会のテーマは「教育におけるテストの今とこれから」でした。このテーマの下で、「子どもを見守る動的テスト技術」「世界的に見たテストの今とこれから」の2つの公開シンポジウムが行われました。特に後者においてはPISAやPIAACなどの国際的大規模アセスメント...

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2011/06/28

第14回OECD/Japanセミナー 参加レポート
~"PISAから見る、できる国、頑張る国"における21世紀のための教育改革~

  経済協力開発機構(OECD)と日本の文部科学省が共催する 第14回OECD/JAPANセミナー が2011年6月28日、29日に開催されました。毎年このセミナーでは、その時々のホットな教育政策イッシューをとりあげ、各国の教育大臣や政策関係者、また国内外の研究者が集まる場となっています。今回はPISA2009の結果が出て半年、また PISA2009のデジタル読解力の結果 が出た直後ということで、タイトルは「教育の質の向上...

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海外ウォッチ

2011/07/04

香港における教育の情報化とCSCL学会参加レポート

2011年7月4日から6日にかけて香港大学CITE (Center for Information Technology in Education)を訪れ、CSCL学会 (Computer Supported Collaborative Learning)に参加し、香港の「教育の情報化」政策の動向とコンピュータを用いた協調的な学習の動向について調査してきました。  21世紀に入って、各国で学習観・能力観の転換が起こってきています。例えば、教師が生徒に教える指導スタイルから生徒が主体的・協調的に学び...

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2010/10/08

海外アセスメント動向レポート -キーコンピテンシーについて-

2010年10月8日、フランス・パリの OECD 本部を訪問し、OECDが主催する PISA ,  PIAAC , AHELO  など国際調査のねらいや今後の計画について、教育局の アンドレアス・シュライヒャー氏 *1 はじめ担当者と話しました。ここでは、OECDの国際調査とDeSeCo*2 のキーコンピテンシーとの関係について報告します。  DeSeCoのキーコンピテンシーは、 日本テスト学会第8回大会発表報告 にも...

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コラム/レポート

2018/11/02

第1回:なぜ今、高等学校において「eポートフォリオ」が求められているか

(全2回シリーズで、eポートフォリオに関するコラムをお届けします。)    2020年度に実施する2021年度入学者選抜から大学入試が大きく変わります。新学習指導要領では、「何を教えるか」という教師側からの視点ではなく、「何をどのように学ぶか」という生徒側からの視点に立った“主体的・対話的で深い学び”(アクティブ・ラーニング)が強く求められ、習得した資質・能力をどう活用し、そして「探究...

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2018/10/29

[海外の事例] 海外の方向性とSTEM教育団体

米国国立科学財団(NSF)がSMETという呼称をSTEMに変更した2001年から17年が経ちます。国を越えた公益や各国事情を鑑みた国策など多様な目的のもと、世界中でSTEM/STEAM教育が広がりを見せています。 このレポートでは諸外国のSTEMの方向性や主なSTEM関連の教育団体についての概略をお伝えします。   ◆米国の方向性 大幅削減の可能性もあった2018年度のSTEM教育関連予算は、最終的に若干増加しました。...

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所属研究員

  • 新井 健一

  • 安藤 明伸

  • 稲垣 忠

  • 髙本 真寛

  • 久野 雅樹

  • 下田 誠

  • 森本 康彦

  • 宮 和樹

  • 生咲 美奈子

  • 谷内 正裕

  • 高橋 諒

  • 神前 達哉

  • 岡部 康子

  • その他研究員

他の研究領域を見る

コミュニケーション能力、チームワーク能力、ソーシャルスキルなどを測定するテスト方法の研究開発を行う。

相川 充

-Atsushi Aikawa-
筑波大学 人間系
博士(心理学)

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コンピューターベースのテストの基盤研究や、メディアと認知に関わる基礎研究、およびそれらの知見を活かした応用研究および実践研究を行う。

赤堀 侃司

-Kanji Akahori-
東京工業大学 名誉教授

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